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2009年4月29日 (水)

分散型バージョン管理システム「Git」Mac OS X インストール

前回のエントリに引き続き、Git のお話。

  

まず、作業環境である Mac OS X (10.5 Leopard) に Git をインストールします。

以前は MacPorts を使ったインストールやソース tarball からのインストールのみで、ちょっとしたコツが必要だったりと面倒なところもあったのですが、現在は、Google Code にホストされている git-osx-installer を使って、とても簡単にインストールできます。

git-osx-installer
http://code.google.com/p/git-osx-installer/

git-osx-installer には Subversion リポジトリを Git リポジトリに変換したり、Subversion リポジトリに接続したりすることのできる git-svn も含まれているので、ほとんどの場合、このパッケージだけで OK だと思います。

 

さて、引き続いて、(私が使ってるように)Subversion を中央リポジトリにして使いつつ、ローカルで Git を使って作業する環境をセットアップします。

と言っても、git-svn を使えば非常に簡単。

git svn clone --no-metadata (svnリポジトリの場所)

を実行するだけです(branch や tag の情報を取り込みたい場合のオプションは "man git-svn" で調べてみてください)。

git-svn clone は、ターゲット svn リポジトリを履歴も含めて全て取り込みます。
そのため、規模の大きなリポジトリであったり、リビジョン数が多いリポジトリの場合には、結構な時間がかかります。

しばらくして取り込みが完了すると、Git から Subversion リポジトリにアクセスすることができるようになります。

この後、Git と git-svn を使ってタスク単位でブランチを作成しつつ開発を進める手順については、別のエントリで紹介します。

 

さて、これで Mac OS X でも Git が使えるようになりました。

Git はコマンドラインで利用するのが基本ですが、コミットや履歴における差分の表示など、GUI で参照・操作したい場面も多々あります。

私は Subversion リポジトリにアクセスする場合には Versions というアプリケーションを利用していますが、これに対応するような Git アプリケーションが欲しいところです。

現在私が使っているのは GitX というアプリケーションです。

GitX
http://gitx.frim.nl/   

GitX が対応しているのは、

  • リポジトリの履歴表示
  • ブランチに対するコミット
  • ブランチの切り替え(チェックアウト)
  • ブランチの生成・削除

と、Git が提供する機能の一部ですが、日常的に発生する作業の多くをサポートしています。

履歴やコミット内容の表示はコマンドラインでの diff 表示よりもやはり見やすく、効率的にソースコード管理を行うことができると思います。ブランチ間のマージも GUI の方がずっと見やすいですね。

コミットにおいて、ファイル内の変更箇所の一部のみを対象とすることができるなど、丁寧に作られているアプリケーションです。
一度お試しを。

 

Git はかなり多機能なため、フルスペックの GUI アプリケーションの開発は難しいと思いますが、merge や stash などの割と利用頻度の高い機能もサポートするアプリケーションの搭乗を待ちたいですね。

#個人的には、ファイル単位の差分を、大枚をはたいて購入した Araxis Merge でブラウズしたいです・・・

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